今回は歌会でドラフト会議を見逃しました。(歌会大好きだけどドラゴンズも好きです!)
では今日の歌会の報告をば。
毎度おなじみ岡山大学中央図書館で第9回歌会を行いました。
会員5名で、いつもより少し早めに集まって、盛りだくさんの歌会です。
まず今回の新企画、「歌人紹介」。
司会が好きな歌人さんを選んでその略歴、歌集、作品などについて説明します。
今日の司会が選んだのは永田和宏氏。「3人いれば歌会はできる」と発言し、おかたん発足のきっかけにもなった塔短歌会所属の歌人さんです。
永田さんの歌の中で、ブログ担当の好きな一首はこれ。
ふところに月を盗んできたようにひとり笑いがこみあげてくる
病床の妻を想うせつない歌や、教科書で見た記憶があるきらきらした青春歌が多い中、どこか不思議でロマンチックなこの歌が目に留まりました。
闇夜にひとり笑う瞬間を「月を盗んできた」と例える言葉選びが美しくて面白い。
その後は通常歌会。
今回は普段の作風とは少し違った歌を出すメンバーが多く、作者予想が盛り上がりました。
自分の歌の評になると黙る人と、逆にガンガン喋る人と、自分の歌を結構けなす人とがいるから本当に作風で判断するしかなくて難しいです(笑)
また、この日は「岡大短歌」の原稿の読み合いも行いました。
機関紙発行のため少しずつ動き始めています! 乞うご期待!
次回の歌会についてはまたこのブログやTwitterでお知らせします。
興味のある方はお気軽にお声かけください。
(藤原)
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